赤ちゃんを身ごもったらパワースポットの住吉大社で安産祈願をしませんか?
住吉大社は、全国に2300以上ある住吉神社の総本社ということもあり、
全国各地から安産祈願で参拝される方が多いところです。
パワースポットとして安産以外でも人気があり純粋に参拝される方以外でも観光目的で来られる方が多いという特徴があります。
この記事では
・参拝できる時間
・安産祈願・初宮まいりの祈祷料金と予約受付方法と待ち時間
・初穂料の渡し方
・お礼参りのやり方
これと併せて初宮参りもほぼ同じなので、併せて紹介していますので参考になればと思います。
個人的には、住吉大社で安産祈願をした後は、初宮参りも同じ神社でご祈祷される方が良いかと思います。
参考までに神社での正しい参拝を下記で解説していますので、一通りお読みになられた後にでも参考にしてみて下さいね。
ご利益を得るなら神様が通る道の真ん中を歩いてはいけません。
そのような、意外と知られていない基本的な参拝の方法を記事にしていますので参考にしてみてくださいね(^^♪
住吉大社に祀られている安産の神様について
住吉大社で祀られている『安産の神様』は、
第14代仲哀天皇の皇后である『神功皇后(じんぐうこうごう)さま』になります。
第四本宮の祭神「神功皇后(じんぐうこうごう)」は、
身籠ったままの状態で戦場に向かいましたが、住吉大神の神徳のおかげで無事に生還し後に応神天皇(八幡神)を授かったという伝説があります。
このような経緯から、妊婦さんは『腹帯』と呼ばれる安産の帯を締めるという風習が生まれ今も引き継がれたとされています。
住吉大社の参拝可能時間
住吉大社では、シーズンによって参拝できる時間帯が異なります。
夏場と冬場で開門時間が30分ほど違います!
シーズンごとの参拝ができる時間帯をまとめてみました。
【4月~9月】
6:00~16:00(外周門)、17:00(御垣内)
【10月~3月】
6:30~16:00(外周門)、17:00(御垣内)
※毎月一日と『初辰日』に関しては午前6:00分開門です。
上記は通常の期間での参拝時間になります。
お正月と住吉祭の期間は参拝時間が延長されます。
その際は、最新情報を確認されたうえで
お出かけするようにしてください。
住吉大社での安産祈願と初宮まいりの祈祷料金と受付方法について
安産祈願と初宮まいりの祈祷料金
住吉大社では、【安産祈願】と【初宮まいり】はともに予約なしで可能です。
毎日いつでも予約せずにご祈祷ができるようになっています。
祈祷料:10,000円
全国的な平均価格は5000円~7000円ぐらい。
住吉大社の場合は、腹帯とお守りが付属していますので、それほど高額ということもありませんし、腹帯を持参する手間も省けますので逆に有り難いですね。
安産祈願は、「戌の日(いぬのひ)」に行うことが良いとされています。
犬はお産が軽く、狛犬のように悪鬼を祓って
生まれた赤ちゃんを守るという意味で戌の日にご祈祷されることを推奨されています。
妊娠5ヶ月目の当たる「戌の日」に腹帯を巻いて
安産を願うことが理想的と言われていますのでご参考にしてください。
安産祈願と初宮まいりの混雑状況について
住吉大社は「安産祈願」と「初宮まいり」に人気があるので『戌の日』『大安の日』『土日祝日』は混雑が予想されます。
多い時は受付のみで1時間程度かかることもあるので、朝の9時前ぐらいに到着している方が良いかもしれませんね。
令和4年度の「戌の日」をは以下のようになっています。
・1月 9日(日)及び 21日(金)
・2月 2日(水)及び 14日(月)、26日(土)
・3月 10日(木)及び 22日(火)
・4月 3日(日)及び 15日(金)、27日(水)
・5月 9日(月)及び 21日(土)
・6月 2日(木)及び 14日(火)、26日(日)
・7月 8日(金)及び 20日(水)
・8月 1日(月)及び 13日(土)、25日(木)
・9月 6日(火)及び 18日(日)、30日(金)
・10月 12日(水)及び 24日(月)
・11月 5日(土)及び 17日(木)、29日(火)
・12月 11日(日)及び 23日(金)
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【住吉大社】安産祈願の予約(受付)方法から待ち時間とご祈祷までの流れ
住吉大社では『安産祈願』と『お宮参り』の予約は不要ですが、
当日に申し込みの受付が必要です。
受付場所 : 祈祷受付(本殿向かって左側)
受付時間 : 毎日9時~16時(事前の予約はしてません。参拝時に受付が必要)
電 話 : 住吉大社社務所 (tel:06-6672-0753)
安産祈願、初宮まいりの初穂料の渡し方
安産祈願、初宮まいりに必要な初穂料(ご祈祷料)は社務所の受付にて納めて頂く形になります。
初穂料とは、
神社にお礼の意味を込めて納める「お金」のこと。
初穂というのは、秋口に最初に収穫したお米を納めることから「初穂」という名前の由来となっています。神社では感謝の意を「お供え」という形で神様に奉納しますが、今では、農家を営んでいる方以外は、お米を収めることができないのでお米の代わりに「お金」をお供えをしているという訳です。
神様にお供えするお金ですのでのし袋に入れられてから納めるのがマナーとなっていますので、事前に準備をしておきましょう。
のし袋(初穂料)の書き方
表書き
のし袋は必ず水引き(紅白蝶結び)のものを選んで下さい。
上の段に「初穂料」または「御初穂料」と書きましょう。
下段には、名前を記入しますが、ご夫婦の連名を記入するようにします。
内袋の書き方(表面)
筆ペン等で中央部に漢数字で金額を記入してください。
内袋の書き方(裏面)
内袋の裏面には、住所と名前を記載します。
お金の入れ方
初穂料にいれるお金は、必ず新札でなければいけないということはありません。
少しの折れ目程度であれば使っても大丈夫とされています。
綺麗なお札が無くて、銀行が閉まっていて用意ができない時は、アイロンを低温で当てれば結構シワを伸ばしてヨレを無くせますよ。
お金を入れる向きですが、人物像が表になりますが、表向きで人物が上に来るようにして入れるようにしましょう。
祈祷受付場所に行く
祈祷受付場所は、境内に入ってまっすぐ進むと『祈祷受付所』の案内看板が左側に見えてきます。
祈祷申し込み用紙に安産祈祷の申し込みをしてください。
用紙には住所及び名前を記入しますが、初穂料も記載する形になっています。
安産祈願の待ち時間について
安産祈願の待ち時間について解説していきます。
受付が完了すれば待合室で名前を呼ばれるまで長椅子に座って待つことになります。
結構広めのスペースなので、圧迫感がなくリラックスできると思います。
混雑の程度にもよりますが、さほど混み合っていなければ
安産祈願のご祈祷は、1家族単位ではなくて概ね10から20家族分がまとめて一度に行なわるスタイルです。
お供え用の撤下品(腹帯、お守り類)を渡されますので、案内された席に座ってご祈祷が始まります。
名前と出産予定日をひとりずつ読み上げられますが、
作法として『二礼・二拍手・一礼』をしてください。
これで祈祷は終わりますが、長椅子に座ったままなので正座なども必要ありません。
ご祈祷は概ね開始から15分程度で終了いたします。
※祈祷中の写真撮影は禁止されていますので控えましょうね。
住吉大社の【安産祈願】と初宮参りで頂けるご祈祷の内容と撤下品『おしるし』について
安産祈願
住吉大社の安産祈願は、神職によるお祓い(はらい)と祝詞奏上が行われます。
住吉大社の【安産祈願】で頂ける撤下品『おしるし』は下記の3点です。
・腹帯
・子まもり
・誕生石の御守
出産のときは、『子守り』を生まれてくる赤ちゃんの命を願って握りしめるようにしてください。
初宮参り
住吉大社では、お宮参りをされた方に神職によるお祓い(おはらい)と祝詞を奏上し、巫女による神楽が奉納されます。
住吉大社の【お宮参り】で頂ける撤下品『おしるし』は下記の3点です。
・御守
・食べ初め用の茶碗
・腹帯
安産祈願後、第四宮本宮の神様に参拝し誕生石を頂きましょう
境内には第四宮本宮の神様、神功皇后に由来した『誕生石』があります。
妊婦さんはここで、小石をひとつ持ち帰って出産後に返しにくる
という風習がありますので、ご祈祷後は『第四宮本宮の神様』を参拝しましょう。
参拝後の誕生石を持ち帰る手順について
誕生石とは?
丹後局 (たんごのつぼね)という源頼朝から愛を受けて生まれた子供が始祖『島津忠久公』で、この場所で出産されたと伝えられています。
住吉社頭の「力石」はこの島津氏発祥の地とされていて「誕生石」の聖地に垣根を設け、ここにある”小石”を『安産の御守』としているのです。
誕生石を持ち帰る手順ですが、
①柵の中にある『誕生石(小石)』を1つだけ拾ってください。
②『誕生石』の絵が描かれた紙に、先ほど拾った小石を大事にくるめて下さい。
③安産守と書かれた三角形の包み紙に『誕生石』をいれます。
④腹帯にこれを挟み大切な御守として下さい。
無事にお子様が生まれたら、お礼参りの際にこの『誕生石』は元の場所にお返しします。
授かったお子様の成長と無事を祈るようにしましょう。
お礼参りの手順について
住吉大社でご祈祷されて、無事に出産されたらお礼参りに行きましょう。
安産祈願の際に頂いた、お守り(子まもり)と前述した誕生石をお返しするようにして下さい。
神様にお礼と感謝の報告をするために改めて参拝します。
基本的には、『お礼参り』のいつまでにしなければいけないということは特に決まっていません。
出産後の体調と生まれてきた赤ちゃんの体調も考慮して、気候が良い時期に参拝する形で良いとされています。
初宮参りの際でも大丈夫ですよ。
お礼参りを兼ねて初宮参り⇒七五三という流れで参拝される方が多いようです。
お礼参りの参拝場所について
お礼参りは、『種貸社』と『本宮』、『第四本宮』の3つに参拝してください。
種貸社(たねかししゃ)は末社なので少し離れたところにあります。
下記の地図でいう左のところです。
『本宮』と『第四本宮』参拝した後に、
種貸社の裏手に行けば『子まもり』を返却する場所とお社がありますよ。
ご祈祷を受ける際の服装について
安産祈願のご祈祷を受ける時は、『不敬にならない服装』ということで節度のある服装なら問題はありません。
無難に旦那さんはスーツにネクタイが良いと思います。
妊婦さんは、お腹を締め付けない清楚な感じのパンツスタイルをおすすめします。
スカートでいくと、反橋(そりはし)と呼ばれる急な橋を渡るのですが、裾が歩くのを邪魔して危険なんです。
着物だともっと注意しないと本当に危ないですよ。
まとめ
住吉大社の安産祈願手順とお礼参りの手順について
解説してきましたがいかがでしたか?
・安産祈願の祈祷料:10000円(腹帯、子まもり、誕生石の御守含む)
・初宮参りの祈祷料:10000円(腹帯、子まもり、誕生石の御守含む)
・御神楽料 20,000円(安産祈願では上記プラス巫女の舞)
服装は、清潔感のある清楚なものであれば問題ありません。
スカートはやめておいた方が良いと思います。
【初穂料(ご祈祷料)の渡し方のまとめ】
・社務所の受付でのし袋に入れて渡す
【安産祈願のご祈祷手順のまとめ】
①受付
②ご祈祷
③誕生石を貰う
④各お宮に参拝
【お礼参りの手順まとめ】
①子まもりを返す
②誕生石を返す
③各宮に参拝する
今回の記事では、
初めて出産されるからすれば
参拝の経験もないので不安だったかと思いますが、
初産でご祈祷を依頼される方は、皆さん初めての経験です。
それほど固くならなくても、生まれてくる赤ちゃんのことを想って安産祈願されれば大丈夫ですよ。
当日に解らないことがあれば、現地の巫女さんに聞けば何でも教えてくれますので安心してお参りして下さい。
知っているいるようで意外と知らない神社の正しい参拝方法を知っておいた方が妖怪と思います。
赤ちゃんが成長したら正しい参り方も教えてあげてくださいね。
ご利益を得るために御祈祷よりも大切ですよ。
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