台風のたまご(卵)ってどういう意味なのでしょうか?
実は、台風のたまご(卵)が発生したとしてもすべてが台風になるわけではありません。
たまごというと台風の赤ちゃんというようなイメージを持つ方もいるかもしれませんが
今回の記事を読めば疑問が解消されますよ。
今回は、
・台風のたまご(卵)の定義
・台風のたまご(卵)の意味
を詳しく解説していきます。
台風のたまご(卵)の定義と意味について
台風のたまご(卵)という言葉は、一般的に使われている言葉ではありません。
いわゆる俗称で台風になる可能性がある『弱い温帯低気圧』のことを指します。
台風ほどの強い風が発生していない状態の弱めの温帯低気圧の事と覚えておきましょう!
台風のたまご(卵)と台風の違いとは?
台風のたまご(卵)は、台風にまで発達していない『温帯低気圧』ですが、
台風の定義は風速が約毎秒17m以上のことを『台風』と呼びます。
台風というのは発生する場所によって呼び方も違ってきます。
ハリケーンやサイクロンと言う言葉を聞いたことがあると思いますが、その違いについては下記の記事を参考にしてみて下さい。
台風のたまご(卵)は消えてしまうことも
台風のたまご(卵)は、発生しても全部が台風になるわけではありません。
海水の温度や発生する水蒸気の供給具合や風向きなどの自然の要因によって、台風にまで育たずに消滅してしまうことがあります。
その逆に、風速が17m/s以上になって一度台風になってから、日本に上陸してから勢力が衰えて風速が17m/s未満になると温帯低気圧になったという天気解説で聞いたことがあると思います。
そこで再び台風のたまごになってから勢力が回復してもう一度台風になるケースも稀に合ったりします。
まとめ
台風のたまご(卵)の定義と意味について解説してきましたがいかがでしたか?
たまごの時点では、発達して台風になるのかどうかは誰にも解りません。
あくまで可能性があるというだけですが、備えは重要です。
台風が日本に上陸する可能性が高いのは秋になってからが多いですね。
地球温暖化の要因以外にもラニーニャ現象で海上で強い風が吹く年は特に大型化する可能性がありますので、台風のたまごが発生した段階から進路がどこに向かうかを知っておく方が万が一の災害の備えになります。
台風の進路によって、あなたが住んでいる地域に災害をもたらす可能性があるかどうかを認識しておかないと生命に関わる問題も起こらないとは限りません。
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