炊飯器のマイコンとihと圧力ihのそれぞれの違いって何なのかよくわからないですよね。
同じ炊飯器でも炊き上がりに差がつくので、どのような特徴やメリット・デメリットがあるのか?
おいしいご飯を食べたい方は、3つのタイプの違いについて理解を深め、予算に合った賢い選択ができるように、失敗しない炊飯器の選び方をしてくださいね(^^♪
単刀直入に、5分で分かるように解説していきます。
炊飯器のマイコンihと圧力ihの過熱方式の違いについて
マイコン炊飯器の特徴について
マイコン炊飯器の歴史は古く、1970年代に開発された技術で、釜底の設置されたヒーターによって熱を鍋に伝えお米を炊く過熱方式を採用したもの。
欠点としては、炊きムラが発生しやすくマイコン式炊飯器で炊いたご飯の仕上がりは硬くなる傾向があります。
一度に多くのお米を炊くことには、適していないので容量の7割までの量で炊くことが美味しく炊くための秘訣になります。
5合炊きの炊飯器で3合ぐらいのお米を炊くというような使い方が良いでしょう。
もちっとした触感が好みの方には、マイコン式炊飯器はあまりおすすめできませんが、硬めのご飯がすきという方にとっては、値段も1万円以下で買えるものが多く揃っていて5000円台でも買うことができますよ。
硬いご飯が好きな方にとっては、安価で買えるというメリットは大きいと言えますね。
1万円以下で買える炊飯器はこちらで紹介しています。
IH炊飯器の特徴について
マイコン式では、釜の底を過熱するのに対して、IH炊飯器は外釜に取り付けられたコイルからの熱を内釜に伝えるという違いがあり、炊き上がりはふっくらとした食感のものが多いですね。
釜全体を温めることで、ムラがでにくくお米全体の仕上がりが一定になるというメリットがあり、機能的にも炊き分け機能や保温機能が備わっているモデルが数多くあります。
電磁誘導加熱を使って釜全体を熱するため高火力で短時間でお米を炊き上げるため、電気代はマイコン式に比べると少々割高になります。
高出力なので、電子レンジやトースターなどの他の電化製品と同じコンセントから配線して同時運転をさせるとブレーカーが落ちる可能性もあるので注意した方が良いですよ。
値段に関しては、1万円台から2万円代が売れ筋になっていますが、しっかりとご自身にあったものを選ぶ方が良いでしょう。
これぐらいの価格帯でも、おいしい研ぎ方を知っていれば美味しいご飯は簡単に炊けますよ。
記事の一番最後においしいお米の研ぎ方を解説していますので、参考にしてみてください(^^♪
圧力IH炊飯器の特徴について
圧力IH炊飯器とは、上述したIH式の炊飯器の加熱方式にプラスして圧力を加えて炊き上げる炊飯器になります。
構造的には、圧力鍋と同じように内釜を密閉して加圧することで、100℃以上の高温で炊きあげることができます。
お米の一粒毎に甘みやうまみを引き出すことができるという特徴があり、お米本来が持つのおいしさをより一層おいしいごはんが楽しめます。