精神がもたらす不調

精神のバランスがもたらす、肉体の変調

小学生から社会人、悩みに対する考え方は大小あれど質を考えてみるとさほど大きな違いという違いは生じていない。悩むことによって生じるあらゆる問題、それらをどう解消していくかはその人次第による。無事に昇華出来る人もいれば、永続的と思われるくらいに悩み続ける人もいる。そういう人ほど自分を追い込みやすくなるが、学生と違って社会人はそうも言っていられない。働かなくては日々の生活に困ってしまう、お金がなくてはこれからの生計を立てることも出来ない、そうした問答を行いながらも働いているからやるせない。

しかし社会人になったからといって、問題を問題として捉えないで放置していいわけではない。特に自分自身の精神状態というものはうまくコントロールしたくても制御できるものではないからだ。社会人も例外ではないが、特にそうした傾向が強く出てくるのが小中学生の頃でしょう。例えば長期休暇である夏休みを経験してからというもの、学校へ行きたくないと急にごねだす子供がいたとする。それまで何の苦労もなく生活していたはずなのに、どうして急にこんなことになったのかと不安に思う親御さんもいるかもしれません。

それこそ発生していた問題から一時的に離れられていただけで、実は休み前から学校に対して不満や不安に思うことが募り募っていたと考えられる。学生の長期休暇後に学校へ行きたくないと訴えるケースでは、社会人も1つ事例がある。特に新入社員が該当することのはG.W.などに、突然会社に行きたくないとゴネるのと同じことだ。

どうしてこうなってしまったのだろう、ただ休み惚けをしているだけではないのかと思われるかもしれませんが、こうしたところに悩みが隠されている場合が多いという。

メンタル面の不調

精神的不安定な状態は自分自身でも気付かないところで肉体に多大な負担をもたらすのだが、それを本人が自覚することは出来ない。また出来ない上に自分はどうしてこんな事になってしまったのだろうと、不安に感じる瞬間も多いのも悩みの種となってしまう。よくあるのが、朝が起きられなくなるという症状だ。寝不足なだけではないだろうか、そう思うかもしれないが本当に眠いだけと起きたくても起きられないという症状は別物だ。

前者は肉体的な疲労が蓄積されていることによる睡眠となるが、後者もそれに類似するものだが命令してくる脳としても事の大きさに故、起きるなと強く命令しているに限る。5月病だったり、怠け癖が出てきているだけではないかと思うかもしれないが、はたまたそういった症状が精神的な病を引き起こしている可能性もないわけではない。当然、それに気づかないで放置していると事はどんどん深刻化していき、気づけば外にも出られなくなるほどになっていたとなれば要病院へ赴かなくてはならない。

特に子供の場合、双極性障害と呼ばれるものを発症している可能性も高く、治療を行っていかなくては回復できないという病気かもしれないのだ。社会人にしてもそう、精神的な負担から一時的に解放される長期休暇があけると、理不尽な世界に苛まれることに対して嫌気が差して、またあの苦痛を受けなくてはいけないのかと考えるだけで肉体的に何かしらの変化が生じてしまうのだ。

肉体と精神の関係

今でこそこうした精神的な不調によって病気が発症すると言われている世の中となっているが、10年以上前ともなるとそれを怠けているだけでやる気が無いといった根性論で片付けられてしまっていた。それもあるかもしれない、ただ物事から逃げているだけならそう言えなくもないが、逆にその負担が連続的な自然災害のように重くなっていけば、耐えきれるものも堪えられなくなってしまう。人間とは脆いものだ、精神的に不条理な状況に巻き込まれて自分の思い通りにならない事に巻き込まれても、どうすることも出来ずに弱ってしまうから、それは最悪のケースだ。

やる気を搾り出せと言われて出来るものでもない、出来ない以前に悩みを抱えたままでやりたくもないことをやらされるのは、苦痛と感じるのは当たり前のこと。いうなればブラック企業ですり潰されるくらいに働かされた挙句、成果もへったくれもないような扱いをされたが故に、生きている意味を見失って自殺する人が出てくるのだ。肉体以上に、精神的な構造は頑丈に出来てはいない。だからこそナーバスであり、人によっては長い時間を掛けて治療に専念しなければならないといった事に繋がっていってしまう。うつ病を患って休職をしている人が良い例でしょう、仕事をしたくても出来る状態までに回復しなければならない、そんな相反する状況にやきもきしている。そうした人は本当の意味で被害者といえるかもしれない。

日本ではあくまで

朝起きられなくなってしまうほどに、学校や会社に行けなくなってしまうという人が数多存在するが、これは日本的な特徴に過ぎないのだろうか。子供が抱える問題から大人が抱きやすい問題などを考慮して、世界と比較した場合にはやはり逸脱しているのだろうか。そんなところも少しだが気になるところでもある。